Archive for the ‘未分類’ category

2018年インフルエンザ予防接種開始!!

10月 19th, 2018

2018インフルエンザポスター

風疹の流行にご注意を!

8月 22nd, 2018

皆様は風疹はご存知ですか?別名「三日はしか」の名前でも知られています。

風疹は発熱、発疹、リンパ節腫脹などの症状を呈するウイルス感染症です。風疹ウイルスに感受性のある妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、出生児が先天性風疹症候群(目、心臓、耳などに障害)を発症する可能性があります。その風疹が流行する傾向が出てきています。

国立感染研究所感染症疫学センターは8月21日、首都圏の風疹患者の急激な増加を受けて緊急情報を発表しました。2018年第32週(8月6~12日)までの累積報告数が139人となり、2015~2017年の同時期の報告数を上回りました。2016年と2017年の年間累積報告数をも超えました。国外での感染(輸入感染)が推定される症例が10人にとどまっていることから、国立感染研究所感染症疫学センターは、既に首都圏を中心に国内流行が発生し始めている可能性が高いとの見方を示しています。交通機関の発達で関西やその他の地域の感染拡大も懸念されます。

男女ともがワクチンを受けて、まず風疹の流行を抑制し、女性は感染予防に必要な免疫を妊娠前に獲得しておくことが重要です。最近は風疹単体のワクチンはなかなか入手し難く、MRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)を使うことがほとんどです。

日本の「食」が危ない!(市民公開学習会のご案内です。)

5月 17th, 2018

日本の食が危ない!

復活祭(イースター)

4月 2nd, 2018

026

曽野医院の桜

3月 30th, 2018

患者様に言われるまで診察室外側の桜は満開とは知りませんでした。034

031

公費インフルエンザ予防接種は10月15日より始まります。

10月 11th, 2017

IMG

日医、受動喫煙防止強化で全国規模の署名へ 横倉会長「膠着状態打開する」

5月 17th, 2017

厚生労働省がまとめた受動喫煙防止の強化策を盛り込んだ法案が、自民党との調整が難航していることにより国会提出できない状況が続いていることを受け、日本医師会(日医)は同法案の成立を後押しするために全国規模での署名活動を開始する。10日の記者会見で横倉義武会長は、「膠着状態を打開しなくてはいけない。署名は国会会期末までに相当数集まるだろうから、その段階で提出したい」と述べた。

曽野医院の桜

4月 5th, 2017

ことわざに 『桜の木を切る**はいない』 と言われますが、

当院の短く切られた桜の木に花が咲き始めました。

007006010

症 例 報 告

2月 15th, 2017

患者M様が診察室に入って来ました。

熱は36.8℃ 昨日から鼻水が止まらなくなり、咳もひどい。

体も少しだるい。 と訴えています。

診察をすると咽頭はそれほど赤くなく、扁桃腺の腫脹もありません。

聴診上右肺にラ音を聴取し、肺炎の疑いで胸部レンドゲンを撮らせて頂きました。

異常はありませんでした。念のためにインフルエンザのキット検査を行いました。以下の通りです。

014

検査を受けた人はもちろん、検査をした人もびっくり

見事な A型インフルエンザ が出ているのではありませんか!!

早速インフルエンザの治療に入らせて頂きました。

インフルンザは常に高い熱が出ると思われがちですが、37℃前半や平熱の方さえ

キット検査で陽性反応が出ることがあります。普通の風邪の場合も見られますが、

インフルエンザの患者様は関節痛や体の疼痛を訴える傾向が強いようです。

インフルエンザの流行を食い止めるためにも、インフルエンザに罹った時は最低5日間の自宅療養(社会的隔離)が必要です。学校や職場復帰の場合は、もう一つ大切なことは熱の無い状態(平熱状態)は二日間が必要です。不完全な隔離は学校や職場などのインフルエンザの蔓延を起こします。

インフルエンザの流行する季節に手洗い、うがいを励行し、健康管理(十分な睡眠をとり、タバコ、アルコールをほどほどにする、好き嫌いなくバランスのとれた食事を摂るなど抵抗力を低下させないため)と共にインフルエンザの予防接種も大切です。(インフルエンザワクチンを接種されても、抗体ができるまでは約2週間かかります。インフルエンザの流行シーズンまでに受けるのが望ましいです。)

癌や生活習慣病と喫煙の因果関係

9月 16th, 2016

癌や生活習慣病と喫煙の因果関係

厚生労働省は8月31日、「喫煙の健康影響に関する検討会報告書(たばこ白書)案」を15年ぶりに改訂し公表しました。

疫学研究などのシステマティックレビューを行い、たばことさまざまな疾患との因果関係を4段階で評価した結果をまとめました。

因果関係が推定するのに十分な証拠がある(確実)のは以下のものです。

① 肺、口腔・咽頭、喉頭、鼻腔・副鼻腔、食道、胃、肝臓、膵臓、膀胱および子宮頸部の各種癌。

②     肺癌患者の生命予後の悪化

③     癌患者の二次癌罹患

④      嗅ぎたばこよる発癌

⑤      脳卒中、虚血性心疾患、腹部大動脈瘤などの循環器疾患

⑥       COPD(閉塞性肺疾患)、呼吸機能低下、結核による死亡などの呼吸器疾患

⑦       2型糖尿病の発症(量反応関係を認められ、機序としては、炎症、酸化ストレス、内皮機能障害による耐糖能の悪化、ニコチンによるインスリン抵抗性の亢進など)

⑧      歯周病

⑨      受動喫煙による肺がん、脳卒中、虚血性心疾患の罹患

⑩      小児の受動喫煙と喘息の既往

⑪      妊婦の能動喫煙および小児の受動喫煙と乳幼児突然死症候群(SIDS)との関連

報告書では喫煙による年間死亡者数は、世界では能動喫煙により約500万人、受動喫煙により約60万人と報告されており、日本ではそれぞれ約13万人、約1万5,000人(肺癌、虚血性心疾患および脳卒中による死亡)と推計されています。

厚生労働省は日本の受動喫煙防止対策や脱たばこ対策は、2014年時点で国際的にも最低レベルと指摘し、国を挙げた対策の実施が必要としています。