ワクチン効果まで3週間…早めの接種を

11月 17th, 2010 by 曽野医院 コメントはありません »

    秋田県北秋田市の病院で高齢者8人が集団感染で亡くなるなど、インフルエンザが流行開始の兆しをみせてきた。専門家は「今年の日本での流行は例年より早くなる可能性がある」と指摘。子供や高齢者、持病のある人は重症化しやすいことから、早急のワクチン接種と症状が出たときの早めの医療機関受診を呼びかけている。(平沢裕子)(産経新聞)

 

曽野医院

経口禁煙補助薬 『チャンピックス 錠』の欠品について

10月 14th, 2010 by 曽野医院 コメントはありません »

以下は当院が使用している経口禁煙補助薬の製造輸入販売しているファイザー株式会社による報道関係者への配信です。

 

報道関係者各位

                                                                                                              2010年10月12日
                                                                                                           ファイザー株式会社

               経口禁煙補助薬 『チャンピックス 錠』の欠品について

 

ファイザー株式会社(本社:東京都、社長:梅田一郎)が、製造輸入販売しておりますニコチン依存症の喫煙者に対する禁煙補助薬「チャンピックス 錠0.5mg、同錠1mg」(一般名:バレニクリン酒石酸塩)は、本年8月まで毎月約7万人分を供給して参りました。10月からのたばこ税増税等に伴う禁煙意識の高まりにより、禁煙外来を受診される方が増え9月は約17万人分の供給となりました。更に、10月は6日の時点ですでに約8万人分の供給となり、当初の予測をはるかに上回ったため、現在、ご要望に応じたチャンピックス錠の供給ができない状況が発生しております。

チャンピックス錠による治療を希望される皆様ならびに医療関係者の皆様には、多大なるご迷惑をお掛けすることになりましたことを心よりお詫び申し上げます。

弊社では、既にチャンピックス錠で治療を始められている患者様の治療継続を最優先と考えております。新たに禁煙治療を希望される患者様については、しばらくの間チャンピックス錠の処方を延期していただくよう、医療機関・薬局ならびに医療関係者の皆様にご協力をお願いしております。併せて当分の間、疾患啓発広告を自粛することとしました。

弊社では多くの方々の禁煙治療をサポートするために、現在生産量の拡大に全力を注いでおります。来年1月からは新規の患者様への治療を開始できる供給体制を整えられる予定です。

何卒ご理解をたまわりますようお願い申し上げます。

 

以上

 

 以上の事情で、当院としては新規禁煙治療患者様に使用しているチャンピックス 錠のスタート用パックの入手ができなくなりましたので、新規禁煙希望患者様の受け入れを中止させて頂きます。ご了承宜しくお願いします。

 

                         医療法人 社団 曽野医院

                          理事長 医師 曽野瑞弘

緩和ケア研修会に参加しました。

8月 30th, 2010 by 曽野医院 コメントはありません »

   8/28(土)午後1時から夜8時まで、8/29(日)朝9時から午後4時まで2日間にかけて西脇市立西脇病院で開催された緩和ケア研修会に参加しました。

   緩和ケアとはがん患者の苦痛を取り除き、患者と家族にとって、自分らしい生活を送れるようにするための医療です。(緩和ケアはhttp://www.kanwacare.net/で詳しく紹介されています。ご興味のある方はどうぞ。)がんは死亡原因の1位を占めています。今後ますます遭遇する機会が多くなる病気です。この研修会で痛みをはじめとした、がんによる苦痛に対する緩和ケアの知識、技能、態度を修得し、実践できることを目的としています。ロールプレーという手法で患者さんの気持ちを体験でき、われわれ医療従事者はどう対応すればいいかいい勉強になりました。

 

 

参加証(白黒)

タバコの害

6月 15th, 2010 by 曽野医院 コメントはありません »

  タバコの煙は、4,000種類以上の化学物質と250種類以上の毒物もしくは発癌性物質を含んでいます。これらの有害物質は喫煙者のみならず、周囲の人の健康にも悪影響を及ぼします。タバコの煙には、本人が吸う「主流煙」と、タバコの先から立ちのぼる「副流煙」とがあります。煙に含まれる有害物質の量は主流煙よりも副流煙の方に、数倍から数十倍も多いことがわかっています。この副流煙を、自分の意思とは無関係に吸い込んでしまうことを「受動喫煙」と呼んでいます。こうした“好まない喫煙”によって病気にかかることは問題になっています。タバコの健康被害は、決して吸う人だけの問題ではないのです。タバコと癌の関係を検証しますと、喫煙者の癌発生は非喫煙者に比べると以下の通りになります。

癌の発生率

   それが事実とわかっても、なかなか実行できないのが禁煙です。

   「いまさらやめても…」。と考えて居られる方も少なくないと思いますが、タバコをやめると、まず血圧値や肺の働きなどが回復し始めます。数カ月後には、心臓や運動機能も改善してきます。禁煙5年後には肺がんによる死亡率が喫煙者の半分になり、10年後には10分の1にまで低下し、非喫煙者のレベルまで近づくことがわかっています。つまり、遅すぎる禁煙はありません!!平成18年4月より禁煙治療に保険診療が可能になり、禁煙支援は徐々に広がりを見せています。当院は禁煙支援の体制を整え、患者様のご要望に応じています。ご興味のある方はお気軽に当院の受付に問い合わせて下さい。         曽野

院内禁煙ポスター

いちごがいっぱい!!

6月 2nd, 2010 by 曽野医院 コメントはありません »

いちごがいいぱい!!

 

小野市内の喫茶店の季節限定ジャイアントいちごパフェです。

このボリュームに圧倒さればなしです。

一度試されたらいかがでしょうか?

でも、季節限定商品ですので、今はございませんが………。念のため。

飲むなら乗るな、乗るなら飲むな!

6月 1st, 2010 by 曽野医院 コメントはありません »

神戸まつりのひとコマ

神戸まつりのひとコマですワン!!

内臓脂肪

5月 25th, 2010 by 曽野医院 コメントはありません »

    体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があります。ダイエットの目的はこの体脂肪を減らす目的としていますが、最近では、内臓脂肪を減らすためにダイエットをしているという人も少なくないようです。内臓脂肪は肝臓、腎臓など内臓のまわりに存在し、蓄積されるのが早いですが、分解されるのも早いという性質を持っています。
 どのような理由で、内臓脂肪は危険視されているでしょうか?
 動脈硬化に起因する脳梗塞、心筋梗塞など生死に関わる恐ろしい病気は、
内臓脂肪の増加によって起き易い高脂血症や高血圧と関わりがあるからです。
 内臓脂肪は人間の体に害を与える悪玉的な存在であるという事実が重く見られています。内臓脂肪は過剰な血糖の上昇を安定させるのに必要なインスリンの働きを低下させます。インスリンの効果が減ると、糖尿病などの生活習慣病に罹り易くなります。時に致命的になる心筋梗塞や脳梗塞は、血糖値の上昇で動脈硬化が進み、血管の脆弱性や血栓ができることなども一因です。
  だから、内臓脂肪が増えても健康にいい影響はありません。コツコツと食事療法と運動療法(特に有酸素運動)を続けることで、内臓脂肪の増えにくい体作りを目指しましょう。

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ジェネリック医薬品に対する当院の考え方

5月 17th, 2010 by 曽野医院 コメントはありません »

    ジェネリック医薬品(Generic drug、後発医薬品とも言います。)とは、成分そのものやその製造方法を対象とする特許権(パテント)が消滅した先発医薬品について、特許権を持つ製薬会社ではない他の製薬会社がその特許の内容を利用して製造した、同じ主成分を含んだ医薬品をいいます。

  テレビCMなどで宣伝されたのとは裏腹に、完全に「先発医薬品と同じ成分で,同じ効き目の医薬品で,先発医薬品より安価な薬」とは言えない現状があるようです。というのは一つの先発医薬品に対して複数のジェネリック医薬品があり、(先発医薬品の特許権が消滅するとゾロゾロ沢山出てくるので「ゾロ」「ゾロ品」「ゾロ薬」等とも呼ばれていました。)製造元も大手製薬会社の子会社から聞いたことの無いところまで玉石混交です。

 当院は製造元や製剤を注意深く選べば、上述のような問題はほとんど無くなるのではないかと考えています。

 患者さんの経済的負担軽減という観点からも当院は、 ジェネリック医薬品を処方することに基本的には賛成です。基本的にと書かせて頂いたのは、種々の情報を調べた結果、お勧めできないものも存在すると思われます。

 発売して一年未満の新薬や発売して年数の経っていないクスリにはジェネリック医薬品はありません。従って、患者さんの状態を考慮した結果、「全てをジェネリック医薬品で」との御希望に反し、「これだけは新薬や先発医薬品で」ということをお薦めする状況も出ることをご理解下さい。

 要するに、『適剤適所』が良いと考えています。

葉酸

5月 10th, 2010 by 曽野医院 コメントはありません »

「葉酸」は、豆類や、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれる水溶性ビタミンB群の一種です。ビタミンB12とともに、造血作用があることが特徴で、赤血球をつくる作用のみならず、代謝に深く関与し、タンパク質や核酸の合成に作用して細胞の生産や再生を助け、体の発育を促進し、細胞が新しくつくり出される時に必要な栄養素です。

日本ではまた広く知られていませんが、高齢者の認知症や脳卒中を予防する効果があることが、アメリカなどの調査で明らかになりました。10年前、アメリカでは、穀物への葉酸添加が義務付けられ、そのおかげで、脳卒中の死亡率が急速に低下したそうです。

1998年、アメリカの食品医薬品局(FDA)は、主食となる穀類への葉酸を添加することを義務付けました。これにより、新生児の二分脊椎のような「神経管欠損障害」がおよそ2割減少しました。(2001年の報告)

アメリカ以外の国で穀物への葉酸添加を実施しているのは、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどで、いずれの国でも、神経管欠損障害の発生頻度を大幅に減らす成果をあげているそうです。

葉酸の摂取は、新生児に対してだけでなく、高齢者に対しても多大な恩恵をもたしてくれることが明らかになったのです。アメリカは、葉酸の摂取を推進することにより、1998年以降、脳卒中による死亡率を、10万人中180人から150人にまで減少させました。

更に、1998年以降、アメリカ国民の血中のホモシステインが減少したこともわかっています。葉酸やビタミンB12、ビタミンB6はアミノ酸の一種であるホモシステインの産生を抑制することが知られています。ホモシステインの血中濃度が高くなると、認知症や動脈硬化症のリスクが高くなるそうです。(これらのビタミン摂取による血中ホモシステイン値の低下が、虚血性心疾患の予防につながると大きな期待も持たれています。)葉酸の摂取は、ホモシステインを減少させ、動脈硬化や認知症を予防してくれるわけです。

日本国内に目を転じると、まだ「葉酸」の必要量を十分に摂取できていない状況にあります。高齢になってからだと「葉酸」は吸収されにくくなります。脳卒中や認知症の発症を防ぐためには、若いうちから「葉酸」の摂取に努めた方がいいかも知れません。

漢方を用いたダイエット

4月 22nd, 2010 by 曽野医院 コメントはありません »

体に良く(副作用が少ない、効き目が穏やかなど)、美容にも効果があるという点でダイエットをしたい方に漢方を使う事が増えています。

ダイエットに取り組む人の多くは、きつい運動(有酸素運動やウエイトトレーニングの取り組みなど)や著しく食事量を減らすなどの方法で脂肪燃焼の促進やカロリーの制限という目的を達成したい傾向にあります。いくらダイエットのためとはいえ、このような方法では健康を損なってしまいます。健康な体作りを主眼に置いたダイエットが、漢方を用いる時のポイントです。体に負担をかけて行うダイエットではなく、健康も増進され望ましい体を作ることで自然とスリムになることが漢方での理想です。

漢方では肥満の原因は食べ過ぎや運動不足のほかに、新陳代謝をコントロールする脾(西洋医学でいう脾臓=spleenではありません。)の働きも大切と考えています。脾の働きを調整し、代謝を促進することによってダイエット効果を得ることが漢方のポイントです。漢方を用いたダイエットは、健康上の問題からダイエットの必要性に迫られているという、生活習慣病予防やメタボ対策をしたい方に適しています。

漢方を用いたダイエットの注意点は、漢方の中には即効性を示すものもあるが、一般的には効果が出るには多少の時間がかかる傾向があります。気長に取り組むことが肝要です。(1日、2日で効果が出るようなものではないことを注意する必要があります。)体重を落とすことが最終目的ではなく、漢方を用いたダイエットの本質は体質改善にあります。体質改善とは、一朝一夕で成し遂げられるものではありません。短期間で効果が出てしまうと身体への負担は大きくなってしまいますので、体調不良やリバウンドの元となります。

漢方を用いたダイエットには、少なくとも半年は服用し続けるつもりでじっくりと気長に取り組んでいきましょう。服用時に体調の不良を認めた場合は医師に相談すべきです。(漢方による副作用などを確認するために、定期的に血液やその他の検査を行い、内臓機能をチェックする必要があります。)

当院は漢方の他に耳ツボ療法や針治療に用いたダイエットもございます。ご興味のある方は一度ご相談下さい。